人権ライブラリー

《事業の概要》
①
テーマ　　　「マンガ」にひそむ偏見に気付く
時　間　　　９０分
会　場　　　イーブルなごやホール
参加者数　250人

《目的》
身近にあふれているマンガに描かれている登場人物の顔や体などが、読者の物事の考え方や感じ方に与える影響を学び、ステレオタイプや偏見の問題について考える。自分の中の偏見に気付くことで、同和、高齢者、障がい者、外国人等他の人権問題にも生かしていくことを目指す。
《対象》
一般（中学生を除く15歳以上）
《主催・共催》
名古屋市教育委員会
《登壇者等》
京都精華大学副学長・国際マンガ研究センター長　吉村和真
《プロフィール》
1971年、福岡県生まれ。「マンガを読む」ことが日常に定着するまでの歴史と、そのことが人間の思考や価値観に与える影響について研究中。立命館大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。2001年より京都精華大学に勤務し、「日本マンガ学会」の設立や「京都国際マンガミュージアム」の開館など、マンガ研究の環境整備に携わる。現在、京都精華大学副学長、マンガ学部教授。国際マンガ研究センター長を兼任。専門は思想史・マンガ研究。

《著書》
『差別と向き合うマンガたち』（2007年）、『マンガの教科書―マンガの歴史がわかる60話―』（2008年）、『複数の「ヒロシマ」―記憶の戦後史とメディアの力学―』（2012年）など。