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「人権を学ぼう」コーナー

これから「人権」を学びたい人のために日本の主な人権課題をご紹介します。

人身取引

人身取引(性的サービスや労働の強要等)は重大な人権侵害であり、人道的観点からも迅速・的確な対応が求められています。これは、人身取引が、その被害者に対して深刻な精神的・肉体的苦痛をもたらし、その被害の回復は非常に困難だからです。

政府は、令和4年12月に策定された「人身取引対策行動計画2022」に基づき、人身取引対策に係る情勢に適切に対処し、政府一体となった総合的かつ包括的な人身取引対策を推進しています。また、同計画に基づき、関係閣僚から成る「人身取引対策推進会議」を随時開催し、我が国における人身取引の実態の把握、人身取引の防止・撲滅及び被害者の保護を推進するとともに、このような取組について広報を行い、被害に遭っていると思われる者を把握した際の通報を呼び掛けるなど、関係省庁が協力して取組を進めています。

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「アジア・太平洋人権レビュー 人身売買の撤廃と被害者支援に向けた取組み」ヒューライツ大阪
「こどもの権利を買わないで プンとミーチャのものがたり」大久保真紀 文/森野さかな 絵/横田洋三 監修
「買われる子どもたち」大久保真紀

〔関連資料〕

平成30年度人権啓発指導者養成研修会 採録コラム 東京会場 講義2  平成30年10月18日(木) [「人身取引と人権 ~権利アプローチとは?~」]

平成24年度人権啓発指導者養成研修会採録コラム 京都会場 講義7  平成24年11月14日(水) [「人身売買は何故おきる? -受入大国ニッポンの現状と課題」]

平成23年度人権啓発指導者養成研修会 採録コラム 東京会場 講義5 平成23年9月15日(木) [「人身取引被害者の最終目的地としてのニッポンの課題」]