人権ライブラリー

《実施(開催)日》
2006/11/25
《目的》
人権擁護の必要性、また重要性を関係市町村の多くの住民の方々に知っていただき、さらには、法務局を中心とした、日頃の人権擁護委員の方々の活動の理解や関心を深めていただく
《講演者肩書・氏名》
NPOリカバリー･サポート･センター理事　河野　義行
《講演テーマ》
｢疑惑は晴れようとも｣
《主催等》
主催:大網白里町、干葉･茂原人権啓発活動地域ネットワーク協議会
協力:大網白里町教育委員会
《講演時間》
90分
《対象者》
町民一般
《入場者数》
630人
《会場名》
大網白里アリーナ
《講演録有無》
無
《講演者略歴》
1950年愛知県生まれ。
名城大学理工学部卒業。76年、豊橋から松本市に転居、結婚。
94年6月｢松本サリン事件に遭遇。自宅付近からサリンが発生していることから、長野県警の家宅捜索、事情聴取を受け、マスコミからも容疑者扱いされ、大きく取り上げられる。身の潔白の証明と名誉回復のため、日本弁護士連合会の人権擁護委員会に人権救済を申し立て、また地元新聞社に対して民事訴訟を起こす。
1995年｢地下鉄サリン事件｣が期せずして発生し、オウム真理教による事件関与が明らかとなり、無実が証明される。国家公安委員長、長野県警本部長、マスコミ各社が相次いで謝罪。本人は職場復帰するも、同じく松本サリン事件で被害を受けた妻は、今も意識不明のままである。2002年7月より05年7月まで長野県公安委員として勤務。現在、犯罪被害者の支援機関NPOリカバリー･サポート･センター理事を務める。
《講演者著書その他》
｢『疑惑』は晴れようとも｣、｢妻よ!｣、｢松本サリン事件｣