《事業の概要》
DVによる被害者の心身の状態や子どもへの影響,被害者への寄り添い方
1時間,調布市文化会館たづくり西館会議室,43人
《目的》
平成23年に内閣府が行った「男女間における暴力に関する調査」によると,相談窓口について「知らない」が平成17年の68%から今回65%とほとんど減っていない。それを表すように,DV被害の相談先として「友人・知人」「家族や親戚」がそれぞれ約24%で,「警察」が5%,「女性センター」や「配偶者暴力相談支援センター」など公的機関への相談はそれぞれ1%台しかない。
また,DV防止法の認知度について「法律があることを知らなかった」が平成17年の19%から22%に上がっており,「あることは知っているが内容は知らない」を合わせると,86%以上になっていることから,DV被害についても一般に広く認知されているとは思えない。
DV被害者に子どもがいる場合,その子どもにも影響が現れてくるが,接する機会が多い保育園などの現場でもDVについての認知度は同様と思われ,そのために子どもの様子からネグレクトなどの虐待と思われ責められるといったようなことが起き得る。従って,現場においてまずDVについて正しい認識を持つことが重要であり,知識を知ったうえで適切な行動がとれるようになることが望ましいと考え,講座を実施した。
《対象》
市内民間保育園施設長
《主催・共催》
調布市男女共同参画推進課・子ども政策課共催
《登壇者等》
春原 由紀(武蔵野大学名誉教授)
人権に関するデータベース
全国の地方公共団体をはじめ、国、国連関係機関等における人権関係の情報を調べることができます。
啓発事業の実績
人権に関する啓発事業の実績
講演会
民間施設長会議学習会「DV家庭に育つ子どもを見守るために」
情報の種類 | 講演会 |
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タイトル | 民間施設長会議学習会「DV家庭に育つ子どもを見守るために」 |
時期 | 2014/11/11 |
主体名 | (東京都)調布市 |