人権ライブラリー

《事業の概要》
①講演会・・講演テーマ「認知症の人と家族の思い～認知症にやさしい地域を創る～」、講演時間：９０分、講演会場：河原町中央公民館　大講堂、入場者数：84人
《目的》
お互いの人権を確立できる人間性豊かな町づくりをめざして
《対象》
鳥取市民
《主催・共催》
鳥取市・第40回鳥取市河原町人権ふれあい文化祭実行委員会
《登壇者等》
公益社団法人 認知症の人と家族の会鳥取県支部代表　吉野 立
《プロフィール》
老人性アルツハイマー型認知症の母（８６歳・介護認定５）を平成15年１月、在宅で看取るまでの10年間妻と二人で共働きをしながら介護を続ける。平成13年度より「認知症の人と家族の会鳥取県支部代表世話人」をつとめ、平成17年～25年同会の全国常任理事（国際交流委員長）として海外の会議にも参加。介護者の立場から、高齢者・認知症問題の啓発と行政に対する施策要望を行なうとともに家族からの悩みや介護相談を受け「介護家族の心のケア」などに取り組む。
また、認知症や障害があっても住みなれた自宅･地域で暮らせる地域･まちづくりを様々な分野の人たちと連携し、2004年米子市の商店街で福祉と交流の拠点づくり「田園プロジェクト」を取り組み、毎日介護賞奨励賞を受賞。2014年3月には米子市まちなかの空き家を活用プラットフォーム「まちなかカフェわだや」を開設、認知症や障害があっても自宅や住みなれた地域で最後まで暮らせる仕組みづくりに取り組んでいる。