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イベント
2024/07/27

令和6年度 次世代とともに考えるハンセン病問題人権シンポジウム開催のご案内

令和6年度 次世代とともに考えるハンセン病問題人権シンポジウム
~ハンセン病問題から学ぶべきこと~

 ハンセン病とは「らい菌」という細菌に感染することで起こる病気です。手足の指先の神経が麻痺したり、皮膚が変形したりすることがありました。しかし、らい菌の感染力は弱く、発病することは極めてまれです。万が一発病しても、現在は早期発見と適切な治療により後遺症が残ることなく完治します。しかし、かつて採られた国の強制隔離政策により、人々の間にハンセン病は怖い病気だというイメージが作られ、ハンセン病患者・元患者やその家族の方々に対する偏見や差別が生まれ、それが今もなお続いています。

 そこで、当事者やハンセン病問題に関わってこられた方々からお話を聞き、ハンセン病問題が過去の問題ではなく「今の」問題であると認識し、その正しい知識と理解を学ぶとともに、身近な場面でも起き得る偏見・差別という過ちを繰り返すことなく、偏見・差別のない社会を実現するためにはどうしたらよいか、次代を担う皆さんと一緒に考え、実践していくためのシンポジウムを開催します。

オンライン視聴については申込不要です。会場参加希望の方はお申し込みいただければ、どなたでも参加可能です。

↓ こちらをクリックすると、会場申込フォームが開きます。

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【中学生、高校生及び教員の方へ】
シンポジウムのアンケートに回答いただいた生徒の方には受講証を発行します。
メールでお送りしますので、アンケートに学校名、学年、名前、メールアドレスをご入力ください。
クラスやグループで視聴された場合は、全員分の受講証をまとめてお送りできます。

 ※ 参加申込締切日時:7月26日(金)16:00まで
 ※ 会場参加につきましては募集定員(200名)に達し次第、受付を終了させていただきます。
 ※ 当日参加の受付は行いません。

■視聴用URL

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日時
2024年7月27日(土) 午後1時30分~午後3時30分

(開場 午後1時00分)

会場
東京国際フォーラムホールD7
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1

会場アクセス

JR線

有楽町駅より徒歩1分
東京駅より徒歩5分 (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)

地下鉄

有楽町線 : 有楽町駅(B1F地下コンコースにて連絡)
千代田線 : 二重橋前駅より徒歩5分/日比谷駅より徒歩7分
丸ノ内線 : 銀座駅より徒歩5分
銀座線  : 銀座駅より徒歩7分/京橋駅より徒歩7分
三田線  : 日比谷駅より徒歩5分

内容
◎ハンセン病問題について学ぼう    
 ハンセン病資料館学芸員による解説と当事者の方からのお話    
◎パネルディスカッション
 ハンセン病問題を学び、偏見・差別をなくすために何をすべきか考える


登壇者
・ハンセン病元患者・家族の方々
岡山 育夫さん(仮名)(ハンセン病関西退所者原告団いちょうの会共同代表)
屋 猛司さん(全国ハンセン病療養所入所者協議会会長、国立療養所邑久光明園入所者自治会会長)
家族原告190番 

・中高生
松葉 悠乃さん(盈進学園盈進中学高等学校 高校2年生)
山本 花奈さん(盈進学園盈進中学高等学校 中学3年生)

・タレント
景井 ひなさん(タレント)

・有識者
金 貴粉さん(国立ハンセン病資料館学芸員)

コーディネーター
坂元 茂樹(公益財団法人人権教育啓発推進センター理事長)   

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景井ひなさん

●重要なお知らせ●

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オンライン(リアルタイム)配信での視聴について

・ お手持ちのPCやタブレット端末等でインターネットに接続の上、受講していただけます。
・ YouTubeライブにて配信します。

<< お問い合わせ先 >>

公益財団法人人権教育啓発推進センター
ハンセン病問題に関するシンポジウム事務局
105-0012 東京都港区芝大門2-10-12 KDX芝大門ビル4F
TEL 03-5777-1802(代表) / FAX 03-5777-1803
Eメール hansen@jinken.or.jp / X(twitter)@Jinken_Center

◎ハンセン病問題に関する動画をYouTubeにて公開中!

●人権啓発動画「ハンセン病問題を知る~元患者と家族の思い~」

偏見や差別に苦しみながら生きてきたハンセン病元患者やその家族のエピソードをアニメ化。
ハンセン病問題に関する理解を深め、偏見や差別のない社会の実現について考える人権啓発動画です。

https://youtu.be/gPH5b_CDwto

●人権啓発動画「

ハンセン病は現代では発症することはほとんどなく、適切な治療を行えば治る病気であるにもかかわらず、かつて採られた国の強制隔離政策により、人々の心の中にハンセン病は恐ろしい病気だというイメージが植え付けられ、患者・元患者の方々のみならずその御家族に対する偏見や差別が作出・助長されました。ハンセン病患者を隔離するための法律が廃止された現代においても、このような偏見や差別はなくなっていません。 この動画(アニメーション)は、ハンセン病に関する正しい知識や偏見・差別の問題について、小学生でも分かりやすく学ぶことのできる教材です。

https://youtu.be/4-j_p3kcDdA?si=Yf_i-RxyjtzhqZIR

◇ 人権ライブラリー 

人権に関する図書・ビデオ・DVD・展示パネルや地方公共団体が作成した啓発資料などを収集し、幅広く提供しております。どなたでもお気軽にご利用いただけます。無料で御利用いただける会議室もあります。ぜひ御活用ください。